働く女性にとってのメイクは自分をアピールする手段のひとつであるが、看護師が自分らしさだけを追求したメイクをすることはあまり推奨されない。清潔感が常に求められる病院という環境では、流行のテクニックを駆使したメイクよりも丁寧な印象のあるメイクのほうが医師や患者からの信頼を得られるからだ。では実際に医療の現場で好感度を上げるには、どのようなメイクをすればいいのだろうか。
マスクの常時着用が義務づけられている看護師はアイメイクを見られる機会が多くなるが、派手なカラーやキラキラしたアイシャドウはNGだ。そのため看護師のアイメイクは、まつげのカールと目元をキリッと引き締めるアイラインが好感度を上げるポイントになる。アイラッシュカーラーを使ってまぶたの上部を軽く押し上げながら、まつげを挟んで根元からしっかりカールさせよう。アイライナーはペンシルタイプを使用して、筆の先を左右に細かく振りながらまつげの生え際とまぶたの間を埋めるイメージでラインを引いていこう。そうすることで、目尻のフレームがくっきりとした好感度の高いアイメイクが完成するのだ。
また小顔に見せることを目的として女性の間ではシェーディングを入れるメイクが主流になっているが、看護師にとっては好感度の低下につがなることもある。顔回りの肌の色がトーンダウンすることに伴い、表情全体が暗く見られてしまうリスクが生じるからだ。マスクで隠れている部分が多いため、シェーディングの暗い印象だけが相手に残ってしまう可能性があるのだ。看護師のメイクはシェーディングの代わりに赤系のクリームチークを使って、生き生きとした血色感を演出することが推奨される。
<参考サイト:キラキラ看護師のメイク術>